
又隠 平面図

展開図 東面

展開図 南面

展開図 西面

展開図 北面
| 千宗旦が一度隠居し今日庵を建てた後、再度ふたたび隠居した時、また隠居すると伝わる「又隠」は利休の完成した草庵風四畳半を再現したものとみられ典型的な基準とされる茶席。創建時の席は天明8年(1788)の大火で消失し現在の席は翌寛政元年(1789)に再建されたと伝わる。 |
| 南側、躙口正面に畳幅四尺三寸(1303㎜)の床間を設け四畳半切の炉に洞庫が備わる。点前座の左隅は壁を塗廻し上部一尺三寸七分(415㎜)程のみ柱の丸面を見せる、いわゆる楊枝柱あるいは筆軸柱とも呼ばれ侘の趣を深めているとされる。この手法は利休二畳之茶室にて試みがなされ利休は床から鴨居まで、おおよそ二尺(606㎜)を塗廻している。利休二畳之茶室は角炉で点前座隅を塗り廻したのは防火対策として利休が考え出したのではないかと推測している。しかし宗旦は四畳半の席で、さらに侘の趣を深めるため意匠としてこの塗り廻しを取り入れ、さらに柳釘を打った。 |
| 所在:京都市上京区小川通寺ノ内上る裏千家邸内 |
| 年代:寛政元年(1789)再興 |
| 様式:草庵式 |
| 好み:千宗旦 |
